2008年05月05日

Under the Rose 5 船戸明里〔著〕

4344811712アンダーザローズ 5―春の賛歌 (5) (バーズコミックス)
船戸 明里
幻冬舎コミックス 2008-03-24

by G-Tools

「あんだろ」5巻です。
今巻も「春の賛歌」。女教師レイチェルが主役です。
「春」、長いなあ。

◇あらすじ
前巻最後よりハウスパーティがスタート。招待客の中にはレイチェルの元同級生がその家の女性家庭教師として随伴していた。女主人の立ち位置で働くレイチェルに驚く同級生をよそにレイチェルはまずまずの女主人ぶりを披露していたが、客の中にレイチェルの過去の醜聞を知るものがいた。女性招待客たちの噂話の遡上に取り上げられ、レイチェルはその場を逃げ出す。前の主人に手を出されかけて困ったのはレイチェルの側であったのに、噂話ではレイチェルの側から主人に手を出したように変えられていたのだ。
しかし、その主人が実は『前科』持ちであることを知っていたグレン夫人のおかげでレイチェルは招待客に対して誤解を解くことができた。

さて、ハウスパーティの間だけ女主人として働くことになったレイチェルはどうしても子供の世話が怠り勝ち。そのため、招待客の子供たち3人がとんだ悪ガキであることも、アイザックやグレグやロウが彼らにいじめられていることに気づかなかった。またアイザックもレイチェルの誤解をあえて解かないことに。懇意にしている使用人がいじめられていると知って敢然と立ち向かったレイチェルを見習い、自力でこの問題を解決したいと考えたのだ。
だが悪ガキのあまりの無軌道ぶりをみかねたウィリアムは、さりげなくいろいろ手を出して被害者である弟達や使用人たちをいたずらから遠ざける。
ところが、先手を打たれて手ごたえを感じなくなった悪ガキたちは、とうとうウィルをも標的とする。食べ物を使ったいたずらの標的にされたウィルは真剣に怒り、悪ガキたちのうち双子を徹底的にしかりつける。徹底的にしかられた双子は、以来ウィルになつくようになった。そしてアイザックも悪ガキたちのあしらいかたを見つけた。
ハウスパーティがようやくしっくりとなじむかと思われた時、レイチェルは招待客の一人で画家の貴族から、元同級生が雇い主の息子と密会しているスケッチを見せられる。元同級生は玉の輿を狙っているのだ。アルやウィルのことから、貴族と男女の中になることが必ずしも幸せになれると限らないと考えるレイチェルは同級生をいさめようとする。

しかしそのレイチェル自身も、内心でいつの間にかウィルの手を、ウィルのやさしい笑みを欲するようになっていることに気づいてしまったのだった。

◇前巻最後に
晩餐会改めハウスパーティがスタート。この辺よくわからないんですが、一人前の大人として扱われる人たちがちょうど12人になるように招待客を選び、さらに夫婦で招待してるところは「おまけとして」子供も招待してるみたいです。
12人て数にやけにこだわってるっぽいんですが、何かそういうマナーがあるんでしょうか。
こだわってんのはむしろ13て数を避けることなのかな。

◇今巻かっこいいのはアイザック。
ウィルからのヒント出しがあったとはいえ、自力での問題解決にいたる過程はすごくかっこよかったです。あとレイチェルにしろグレースにしろ、彼の尊敬する女性たちを侮辱されてこぶしをお見舞いしちゃうところも。
「Honey Rose」のネット販売を読んだ身としては、これがきっとはにろアイザックへの第一歩なんだなあと感動しました。

逆に悪ガキの頭領wであるフレッドは、何をどうしたらここまでひんまがるんだかってくらいひどい性格です。がちがちの貴族的価値観だし。
お母さんのグレン夫人はむしろ姉御と呼びたくなるようないい人なのに、何がどうなってこうまでひんまがっちゃったんでしょう?
作中では減点主義な家庭教師である元同級生の接し方のせい、みたいに描かれてますが、なんかそれだけとも思えないですよ。

◇で、ウィルとレイチェルは
お互いやーらしーいw
ウィルは暖炉の炎見ながらレイチェルの裸思い出しちゃって興奮してるし、レイチェルもウィルになでられた手を思い出しちゃって顔上気させてるし。正しく欲情してますよ、お互いに。ある意味両思い。

それにしてもこのままだとお互い体だけの関係になっちゃいますが、いったいどうなったらはにろの相思相愛夫婦(たぶん)になるんだろう? ぜんぜん予想がつきません。

【既刊】
Under the Rose (1) 冬の物語
Under the Rose (2) 春の賛歌
Under the Rose (3) 春の賛歌 バースコミックスデラックス →感想
Under the Rose (4) 春の賛歌 バースコミックスデラックス →感想
タグ:あんだろ
posted by ちく at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミック
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。