2007年09月17日

人造兵製造というオーバーテクノロジー

前の「より学園モノで収めるのなら」って記事と多少かぶるのですが。
クラスターエッジって、人には過ぎた力をたまたま入手してしまった人間達が、それを欲望のままに独占するために画策を巡らせ、結果としてその力に呑まれた話、ともいえますよね。前回と言い方変えただけですが。

無機物から生命を生み出す業は現在においてもまだ編み出されてません。クラスターエッジ世界の技術レベルならなおさらでしょう。その前提の上で、あの力があの世界にもたらされた、というのが面白いなと思いました。

その過ぎた力がもたらされた結果、あの社会はどうなったか。
作品世界の社会情勢から察するに、たぶん何度も人類自体が滅びかけて、その繰り返しの果てに、一部の人間達がその技術と材料を寡占する、という状態に落ち着いたってことですよね。
落ち着くまでにはきっと何度もあの人造神が生み出されたことでしょう。

技術を寡占するために宗教という形を取ったのがまた興味深いです。
てか、上手いなと思いました。
あまりに発達した技術は魔法に見える、なんていうじゃないですか。宗教の形で寡占を目論んだ誰かは、それをよく知ってたんですよね。
その「誰か」は寡占を目論んだつもりは毛頭なく、人類を滅ぼさないために身を挺して技術を封じ込めたつもりだったかもしれませんが。
でも封じ込めるつもりだったんなら、どうして取扱説明書も同時に残したんでしょう?
好意的に解釈すれば、後世もし封印が解けたり何かアクシデントがあったりした時のため、と考えられます。それはそれで理屈は通ります。

でも私はもっと利己的な理由だったと思っています。
それはこの技術とそこから得られる富を寡占し続けるため。
核の扱いと一緒です。大国、先進国がよそには禁止して、そのくせ自分達はより徹底的に利用する方法を研究し、その研究結果を禁止した国に売る。敵対する国が複数あるかぎり、この方法でいつまでもいくらでも儲けられます。なにか決定的なことが起こらない限りは、ですけど。

だから物語としては、最終的に何らかの形で「天使の肉塊」そのものを破壊する形で決着してくれればすっきりしたのかなーと思いました。
……もしかしたらアゲートがその「天使の肉塊」そのものなのかもしれないけど、アニメのとおりの破壊法だとたぶんまだ神様作れちゃうんですよね。あの方法は歴史を繰り返したに過ぎないんだから。
タグ:CLUSTER EDGE
posted by ちく at 11:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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