2007年08月27日

おお振り第48回感想

アフタヌーンのおお振り感想です。今月はすごかった。

前月の続き、西浦の攻撃は、沖が出塁するも、続く打者がおらず、特に最後のバッターとなった三橋がゴロを失敗してゲッツー。無得点に終わる。そして美丞の攻撃へ。

ヤノジュンにより"ロカの秘密指令に従っても従わなくてもレギュラーを降ろされる"状況に追い込まれた倉田。実はすでに2人を野球の出来ない体にした(?)「穢れた過去」の持ち主だったらしいのだが、「この大会で野球をやめる」ことを決意し、ラフプレイをしないことに決める。
そして出た打席。阿部との読みあいに勝って打ち、二塁打。さらに後続が続き、サードまで塁を進める。

一方打者一三塁、スクイズを警戒する西浦側。阿部は三橋にバックホームを躊躇するなと叱り付けてから状況に挑む。カウントを追い込み、最後の一球。三橋が阿部にぎりぎり届く位置へ投げた球を、美丞打者がむりやりバントに持ち込む。同時にホームへ走り出す倉田。
球は一塁側へゴロ。阿部の指示により沖がグラブトスするも、少し外れてしまった。無理やり取ろうとした阿部は倉田の走ってくる正面に足を踏み出した。同時にスライディングする倉田。倉田に乗り上げる形になった阿部は、倉田の体を避けるために不安定な着地をしてしまい、ひざを捻挫する。


阿部怪我しちゃったよ!

びっくりでした。いつか怪我することはあっても、今回はないと思ってたのに!

倉田がまた気の毒で気の毒で。
せっかくラフプレイをやめようと覚悟を決めたのに、その矢先で自分の絡んだ相手選手の怪我、でしょう。「今回は俺じゃない!」ってヤノジュンに訴える姿がね、自分の罪を無意識に讒言してる分哀れで。
……でもこれで倉田から崩れて西浦が勝つ糸口になるかもなあ、てことはちらっと思っちゃいました。それは甘いか。

阿部が怪我をしたことに驚いて動けない三橋や自分のグラブトス失敗が事態を引き起こしたことに恐慌に陥った沖に対し、田島はてきぱきとその場の収拾にあたる。審判に阿部の治療を申し出、沖にボール回しを指示。三橋には田島と共に阿部を抱えてベンチへ連れて行くよう指示する。

球場付き医者(?)の診断を受ける阿部。結果は2度の捻挫。「まだやれる」と虚勢を張る阿部に対し、百枝は選手交代を命じる。
三橋は阿部の居ないマウンドへ戻ることを躊躇するも、百枝に強く促されて戻りかける。その腕を阿部が強く掴んで引き止めた。引き止めはしたものの、言葉もなくうつむく阿部。三橋は「あとアウト2つ取ってくる」と声をかける。その言葉を聞いて腕を放す阿部。三橋はどこか緊張した面持ちでマウンドへと戻る。


阿部無念だなあ……。
阿部が、それこそそこらのスポーツマンガ並みに、テーピングでも痛み止め投入ででもマウンドに戻ろうとするんですよね。それが叶わないと知ると、今度は三橋の腕を握って放さなくなっちゃう。

三橋に言いたいことがいっぱいあっての行動だろうなあと思います。でも言葉が出てこない、みたいな。
「三年間怪我しないって約束したのにごめん」とか「最後まで野球したかった」とか、あとはただただ悔しいとか、あえて言語化するとそんな感じなのかな。
クールな理論派に見えて実は熱い奴だった阿部の本性が噴き出した場面でした。

同時に、普段本能だけで生きてるように見えた田島が、実はかーなり醒めた奴だったんだということが表出したシーンだった、とも言えるのかなと。すごい冷たい言い方をすると、阿部が怪我した瞬間、田島の中で阿部は戦力外として切り捨てたように見えました。
冷たいというのとも違うんだと思うんですが。たしかにここで少年漫画張りの熱血やったって誰にもいいこと一個もないんですからね。ただ、でも普通はもっと動揺するだろうと。

つか、田島って怪我の時の対処法がすごい頭に入ってますよね。桐青戦で三橋が転がった時もすごい冷静に汚してるかどうか見極めのための動作を指示してたじゃないですか。あの時も「ずいぶん状況慣れしてるなあ」と感心したのですが、今回の冷静さはそれ以上です。荒シーってそういうことをきっちり教えるチームだったのかなあ。いや、普通スポーツする人たちってそういうこと叩き込まれるものなのかもしれませんが。

とりあえず次回は田島がキャッチャーです。基本的には百枝が配球を支持するんだろうけど、田島はここぞって時には自分で配球を判断しそうな気がします。

あと最後になってしまったけど、三橋。
腕を放さない阿部に最初すごい対処に困ってました。こんなふうにすがるような感情を向けられたの初めてなのかなあ。
で、三橋なりに、阿部に気遣いの言葉をかけだす。
たぶん三橋は、阿部に腕掴まれるまで「阿部がいなくなっちゃったら自分がダメピーに戻る」ってことしか頭になかったんじゃないかと思うんです。言っては悪いけど、ジコチュー的に。
それが、自分の事ばかりでなく相手を慮る方向にシフトしたってことなのかなーと。
三橋にとってはいいきっかけだったんですかね。代償が痛すぎですが。

いずれにしても、次回は三橋が初めて阿部の庇護下を離れてのマウンドです。
ものすごい炎上しちゃうのか、実は案外上手くいってしまうのか。あと公式戦初登板の西広はどうなのか。楽しみです。
タグ:おお振り
posted by ちく at 03:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミック
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