2011年01月11日

暗闇の果てで君を待つ、もちょっとネタバレ気味感想。

だいぶ時間をあけてしまいましたが、ネタバレ気味というか、攻略順に各キャラごとの感想です。

◇秋山 朋
実は初回の本当に最初は桜葉君で攻略はじめてました。
が、「桜葉√はかなり真相√らしい」という噂を聞いて急遽一番最後にすることに。
で、その途中までのデータを使って攻略したのが秋山君です。

いやー、いい子でした。わりとなんでも嫌がらずに手伝ってくれるし、体丈夫なおかげでものすごく頼りがいあるし。いざって時は主人公の命を何より優先して助けようとしてくれるし。
ただちょっと自分の生命とか体に対して無頓着というか過信してるというか。脱出のパートナーとしてはそこが怖いです。

でも自分に対して怖いくらい無頓着なのは、彼が「そういう自分」を理想としてるからなのかな、と思いました。理想というよりはそういう猫をかぶってる、という方が近いかなあ。
本当は「ルナ」と呼ばれることに傷つくような、繊細な性格なんですよね。だけどその繊細さを表に出すことはよろしくないと思っている。だからことさらに自分に対して無頓着に振舞う。けど不満は解消されないままだから、穂波にたいして恨みを積もらせ続けてる。
そう考えると、穂波とはどこかで破綻する関係だったんだなあ。

初回攻略時は秋山の死の罠を回避できなくて、バッドエンドでした。
硫酸見つけられなくて、ガスボンベの蓋の在り処に気づくのも遅くて、一所懸命雑巾をボンベの口に詰めようとしてたんですよねw げ、現実ならとりあえずの対処法のはず!(それを脱出ゲーにいっては)

◇穂波 陽介
この子はとにかく設定が重いです。ともすればグロ系的な意味で。

頭がいい設定もあって最初のうちは言うことがかなりきついんですが、攻略も後半になってくるとどんどん儚い印象に。交流が深まるに連れて臆病で繊細なところがどんどん表に出てきて、あまりの儚さにとてもじゃないですが告白を断れなくなってしまいます。

出てくるスチルも最初のうちはわりとコミカルなのに、後半になるとどれも繊細に。綺麗なんだけど表情が儚すぎて心配になりました。

◇風野 太郎
言動がいい感じに中二病患者なキャラ。アフィブログの管理人。きっとVIPPER。わりと最初から最後までずーっとそういう言動を繰り返してます。

ただ、攻略してみると実は境遇の割にはまっすぐに育ってるんじゃないかと思うようになりました。
「自分だけ助かればいい」と思っててそれを隠そうともしないんですが、それでも彼なりに絶対守るべき一線があるんですよ。その自分の中の決め事に対しては愚直なぐらい誠実。他√での話ですが、たとえ命がかかっていてもそこは守り通そうとするんです。そういうところがとても魅力的でした。

◇葵 未央
大金持ちの一人息子だし文武両道だし生徒会長だし、で、ものすごい典型的な学園の王子様キャラ。
……のはずが。
すごい天然ボケの典型ヒロインキャラでしたw 意外すぎてびっくりした。

しょっぱなからどじっこだしマイペースだし、囚われのお姫様になるし午後のお茶は忘れないし、あげくに溺れるわ助けられて主人公に泣きついて慰められるわ裸で毛布にくるまれるとかあるわ、いろいろおかしいだろうwww

なんとなく生徒会の内情が見えるような気がしました。きっと他の役員にアイドルとして可愛がられてるんだろうなあ……www

◇高坂 貴彦
全然違う方向から物語に参加することになる、という意味ですごく面白い√でした。
なにせ真犯人の片割れです。彼と恋愛成就するためには主人公本人が犯罪に手を染める必要があるんです。具体的には高坂以外自力で皆殺し。
斬新です。

とはいえさすがに主人公の細腕ではぴちぴちの男子高校生を確実に仕留めるのが難しいので、他√で必死こいて解いてきた死の罠を利用する、という形で進めていきます。これが面白い。他キャラに疑われないようにさりげなく助からないように追い込んでいかなきゃいけないわけです。
ちなみに最初の標的は招かれざる客人であった綿貫なのですが、それより2人目の標的である桜葉を殺した時のフラッシュバック描写にかなりやられました。本気で「こんなことはやめよう」的な気持ちになりました。

個人的に高坂√については、「真犯人だと気づいた上で他キャラを守りぬいて高坂を告発する」というEDが欲しかったです。乙女ゲーではなくなってしまうんだけど!w

◇桜葉 克己
安定のいい人。それも、「いかにも善人です」的な感じでなく、ほんとにさりげなく嫌味もなくいい人でした。
見た目でわかる魅力があるわけではないけど、たぶん攻略対象の中で一番友だちが多いんじゃないかなあ。三枚目的な立ち位置を常にキープして、周囲に何気ない気遣いをしてくれます。気遣う対象が主人公だけじゃないところがいいです。

で、その上で主人公のこと最初から好きなんですよw
「自分宛てのメールにハートマークが使われてた」とか「今日のメールにはハートマークが一個もなかった」とか、そんなことで一喜一憂してたりするんですよ。いや、女の子のメールでハートマークは挨拶だから、ってことは分かってるけどそれでも一喜一憂しちゃうんですと。かわいすぎて悶えますがな。

あと桜葉√では全編通して引っ張ってきた謎が解明されます。その解明に至る道筋で、なにげに桜葉のカメラ好き設定が生かされててよかったです。
でも桜葉はルート制限かけるべきだったと思います。

◇各ルートのラスボスのこと
前の感想ではネタバレになりまくるのでできなかった話をここで。

このゲーム、攻略キャラによっては主人公達を閉じ込めた犯人とは別にラスボスが用意されることがあります。
秋山や穂波の時は風野が、その風野√の時は未央が、未央√の時は高坂が、それぞれラスボスになります。
こういう趣向は大好きです。個人的にはこの調子で全キャラ誰かしらのラスボスになって欲しかったんですが、残念ながらそうはなりませんでしたw 秋山や穂波や桜葉がラスボスになるシナリオもやってみたかったなあ。桜葉なんて全く想像がつかないからこそ見てみたかったです。ラスボスになることで初めて見える魅力とかあったし。

いずれにせよ、次回作に期待してます。つかぜひつくってください。

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posted by ちく at 15:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム(女性向け)
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