2010年10月17日

Bloody Callクリア後感想

Bloody Call 通常版
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ずっと前に「こんな世界観の乙女ゲーが!」と喜んでたゲームを最近ようやくやりました。
のでその感想というか、内容紹介をざっと。


◇概要
現代日本によく似てるけどちょっと違う架空の日本の1都市「グラズヘイム」が舞台のゲームです。ただの人間の女の子である主人公は、ある日、いきなり半綺の組織の一つ「フライコール」のボスになれ、と言われます。

システムは典型的なADV系。選択肢を選んで行くと好感度が上下し、正解ルートをたどってればグッドエンドに、間違ってるとバッドエンドになります。
攻略できるキャラの人数は6人。だいたい1ルートの半分あたりでルートが確定、以降は各キャラ独自の展開になります。
なお、攻略しないと死ぬキャラもいるので、そういうの苦手な方は要注意。
ちなみにデフォ名だと名前呼びアリです。

◇世界観
半綺という人間より強くて美しい、猫のような虹彩を持った種族と人間とが共存する世界。
ただし両者の関係は友好的とは言いがたく、よりよい共存の形を模索する政府によって「グラズヘイム」という実験都市が造られました。主人公はそこに住む女子高生です。

しかしよそで被差別対象だった半綺が一箇所にどっと流れ込んだためにグラズヘイムはかなり物騒な都市に。結果、マフィア的な組織が林立。その一つがフライコールであり、その敵対組織でありグラズヘイム一の規模を誇るのが「NEDE」です。

ちなみに日本政府もグラズヘイムをただ作って放り出してるわけではなく、治安維持組織として「秀真機関」を投入。物騒な土地柄に合わせてか、銃でも何でもありありで地域の治安維持に務めており、おかげで、安アパートで母親と二人暮らしの女子高生がそれなりに生きのびてたりもします。

最初にこの世界観を見て思ったのは「ダブルクロスのデモンズシティだ!!」でしたw
ただ、あちらは「そもそもオーヴァードの存在が秘匿されている」「都市の出入りには厳重な制限がかかっている」、のに対して、こちらはその気になれば普通に出入り自由なようです。
……しかし、なんで日本的な国の話なのに、地名が「グラズヘイム」なんだろう。

◇半綺と人間
半綺と人間との最大の違いは虹彩の形。
人間の丸い虹彩に対して、半綺は猫のような縦に割れた形の虹彩を持っています。
通常の人間の武器では半綺を殺すことは出来ません。ていうかすごい回復力で治っちゃう。ではどうすれば傷つけられるかというと、半綺に武骸と呼ばれる刺青をいれると武器を現出させられるようになるそうです。その武器なら傷つけることもとどめさすことも出来ます。

ついでに、人間と半綺は異種交配が可能なのですが、その際遺伝的に優性なのは半綺の血。ので、両者のハーフやハーフ同士の子は必ず猫のような虹彩を持って生まれます。
ただ交配を繰り返すと虹彩の形以外は能力的には人間に近くなるようで、ある程度半綺の血が濃くないと武骸を持てません。なので、半綺が必ずしも武骸を持ってるわけではないようです。

うーん……これだけ生物的に有利な条件備えててもなお半綺が被差別対象だってことは、元が相当少数だったってことなんですかねえ……。時間が経つにつれて人間のほうが駆逐されるんじゃないかって思うんだけど。

◇攻略キャラ
攻略できるキャラは6人。
「フライコール」の幹部クラスの半綺の双子、「秀真機関」所属の半綺、あと街で出会うナンパ師に学校の保険医、もう一人がシークレットです。……バレバレだけどあえていうw
シークレットキャラについては攻略制限がかかってるらしく、初回では落とせません。

◇攻略
大変率直にぶっちゃけると、どのルートもたいがい一番最後の選択肢だけでグッドエンドかバッドエンドかが決まります。
一応好感度確認画面とかもありますが、あんまり気にしなくていいです。普通に一途プレイしてれば簡単に落とせます。

個人的におすすめ攻略順はこの好感度画面に並んでる順番です。特に「フライコール」の双子のどっちかを最初にやると、ゲームのだいたいの流れがつかめるので分岐が読みやすいと思います。
ただ、そのキャラを攻略できる時点にならないと好感度画面にキャラの顔が表示されないのでご注意w

◇システムとか色々
ユーザーインターフェイスはわりと快適。
個人的に、キーボードからの操作が充実してるのがとても良かったです。
スキップの速度が少し遅いかな? スキップ中はムービー部分も飛ばせる仕様だともっと良かったと思います。
あとマウスカーソルが昔懐かしチューチューマウス的ムーヴ。選択する箇所が出てくるとさーっと矢印が跳んでいきます。好みが分かれるところだと思いますが、私は好きです。

シナリオ構成も面白いです。
基本は主人公の一人称視点なんですが、途中途中で攻略対象の誰かの視点が入るんですよ。そういう描写がはいる事自体が実は全体の真相に絡んできたり。

難を感じたのはテキスト。特に地の文。
全体にくどいです。
何でも事細かにテキストで説明しすぎ。せっかくゲームなんだからもっと絵や声や音の力に頼ってもいいんじゃないかなあ。特にこのゲームのスクリプターさんはわりと凝り性らしく、演出が凝ってて面白いのです。だからセリフ以外の描写は、特に相対している相手の描写は演出に頼っちゃってもいいのに、ともったいなくなりました。
文章そのものもちょっとなあってところが多いです。某緋色ほどではありませんが、「なくて……。」「けど……。」「だけで。」みたいな匂わせ的文末や体言止めを多用しすぎ。何でも満ちすぎ。誰もが誰もにすがりつきすぎ。
気になりだすとずーっと気になってしまって、どうもゲームに集中できなくなりました。

◇感想
萌えたか、と言われると正直微妙でした。
世界観はどストレートに好みだし、出てる声優さんも好きな人多いし、各キャラの立ち位置も好みだし。……でもドキドキするってほどじゃなかったんですよねえ。

つらつらと思い起こすに、全体に踏み込みが足りないせいかなあと。
攻略対象の中には敵対組織の人間もいるんですが、そういうキャラを攻略してても「今私裏切ってる!」的な背徳感が足りなかったです。主人公に。
「私騙されてたのね!」的な場面はあるし、キャラによっては結構ぎりぎりまで敵対的な態度を崩さないんだけど、でもなんか物足りない。
あと主人公が何かと言い訳がましいんですよね。いきなり生活を束縛されて反発して、てのはわかるんだけど、それならそれでもっと上手く立ち回れよと。
同じことは主人公を束縛するキャラにも言えまして、どうせ主人公が自分から罠にまんまとはまりにいきそうなら、適度に泳がせて情報ゲットしちゃえよーと思うことが度々。だいたい組織の実質トップ2人が両方共主人公の護衛と称してアジトを毎日カラにするって、攻めこんでくださいって言ってるようなものだろう!

ただ司狼が一番人気なのには深く納得しましたw わりに相手方の都合押し付けタイプが多い中で、常に主人公の気持ちをおもんばかって動いてくれるのが司狼だけなんですよね。本人√であろうがなかろうが関係なく。しみじみ「いいひとだー」と思いました。

でも個人的に一番好きなキャラは学校保険医の久神でした!メガネだしね!www
posted by ちく at 04:22 | Comment(0) | TrackBack(1) | ゲーム(女性向け)
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Bloody Call、もちょっとネタバレ気味感想
Excerpt: 各キャラごとにもう少しネタバレ的なヤツを。
Weblog: 雑文書庫
Tracked: 2010-10-18 00:59

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